元転職エージェント解説!PTOTSTワーカーはしつこい?評判を徹底レビュー

転職でPTOTSTワーカーって使うべき?しつこくない?宣伝とか抜きにした正直な評判を教えて!

今回は転職サイトどこ使えばいいの?と言う方、その中でもPTOTSTワーカーの利用を迷っている方向けの記事です。

PTOTSTワーカーは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の転職エージェントの中でも大手です。

しかし大手だからといって必ず使いやすい転職エージェントかどうかは限りません

今回は元転職エージェントの私の経験・実際に聞いた話を元にPTOTSTワーカーは正直いい転職エージェントなのかどうか分析してみました。

この記事を読むとわかること

PTOTSTワーカーの総評

PTOTSTワーカーの利用に向いてる人の特徴

PTOTSTワーカーの上手な使い方

PTOTSTワーカーがしつこいときの対処法

ちなみに、転職エージェントのメリットデメリット・上手な選び方については下記記事にて解説しているので、詳しく知りたい方はご覧ください。

>>「【元社員が解説】リハビリが転職エージェントを使うメリット5つ【失敗しない選び方】

表でわかる!PTOTSTワーカーの特徴4つ

PTOTSTワーカーって何がいいの?という方へ、まずはサイトの特徴からご紹介します。

会社名株式会社トライトキャリア
(旧:ティスメ)
対象エリア全国
求人数約62,000件(公開求人)
面談方法直接・LINE・電話
取り扱い職種PT・OT・ ST
取り扱い施設病院・特養・老健
訪問リハ・クリニック
デイケア・デイサービス
精神科…etc
土日・祝日対応電話のみ可能
求人検索機能
面接同行

特徴①.大手人材紹介会社が運営

PTOTSTワーカーは「介護ワーカー」「医療ワーカー」など幅広い人材紹介業を営む『トライトキャリア株式会社』が運営しています。

一昨年社名変更していますが、運営は10年以上の経歴を持つ老舗人材紹介会社です。

そのため医療・介護業界へ幅広いパイプを持っているので、求人数とその種類は業界最多といっても良いでしょう。

実際に大手リハビリ特化転職エージェントの求人数を比較したものが以下になります。

転職エージェント名総合求人数病院介護施設クリニック訪問デイサービス
PT・OT・STワーカ約18,000件約1,800件約7,600件約3,100件約3,500件分類なし
PTOT人材バンク約11,000件約1,054件約2,700件約1,200件約2,800件約3,200件
マイナビコメディカル約13,000件約2,000件約6,000件約1,300件約3,000件分類なし
リハビリ特化転職エージェントの総合求人数(理学療法士の場合・2022年1月現在)

上記の様に、全体はもちろんジャンル別に見ても、PTOTSTワーカーの求人数が多いことがわかります。

転職はいろんな求人を網羅することで選択肢が広がります。

この求人数の多さはPTOTSTワーカーの利用の最大のメリットと言えるでしょう。

特徴②.20〜30代の若手エージェントが多数在籍

PTOTSTワーカーは会社が若手を積極的採用している理由で、他社よりも若い20〜30代のエージェントが多い傾向にあります。

同年代で転職を検討している人は、話や価値観も合いやすく相談がしやすいでしょう。

しかし、こう聞くと40〜50代だと、転職を任せるのが不安と感じる人も多いかもしれません。

ですがエージェントには「得意な年齢層」というものがあります。

PTOTSTワーカーにもおそらく40〜50代の転職のエキスパートがいるでしょうから、安心して利用することができます。

特徴③.独自サービスが充実

通常の転職エージェントで受けられるサービスは以下の通り。

よくある転職エージェントのサービス
  • 求人検索
  • 面接対策
  • 書類添削
  • 入職フォロー

PTOTSTワーカーでは上記に加えて、以下の2つのサポートがあることが特徴的です。

PTOTSTワーカーのサービス

LINEでの転職相談

エージェントの面接同行

コロナが蔓延している前からLINEでの転職相談を行っており、時間があまり取れない方も相談しやすい仕組みを整えています。

面接同行は手間と時間がかかるため、行っている会社は意外と少ないです。

初めての転職で不安・話すのが苦手という方は、無料で受けられるので必ず利用しましょう。

特徴④.求人検索だけの利用も可能

転職を考えると、こう思ったことはありませんか?

エージェントはいらん!!とりあえず求人見たいだけやねん!!

しかし転職エージェントでは、会員登録をしないと求人検索できないサイトがあります。

PTOTSTワーカーは、登録しなくてもサイトで求人検索が可能なので、まずは求人だけという人も利用することができます。

ただし「求人の応募」にはサイトの登録が必要になりますのでご注意を!

⭐️

元転職エージェントが分析!PTOTSTワーカーの総評

次は、PTOTSTワーカーの総評を5つの項目に分けて分析していきます。

PTOTSTワーカーの総評
総合評価
(4.0)
求人数
(4.5)
求人の種類
(3.5)
スピード
(3.0)
サービスの充実度
(3.5)
サイトの使いやすさ
(2.5)

独自の観点で評価したところ、平均評価4と高めになりました。

総評すると、PTOTSTワーカーは目立ったデメリットもなく、全体的にバランスが取れているサイトというイメージです。

エリア・ジャンル・雇用形態を問わず様々な求人がある

PTOTSTワーカーは業界最大数の求人を保有しているだけあり、多種多様な求人を紹介してもらうことができます。

  • 週1のダブルワーク求人
  • 数が少ない地方求人
  • 週3日・扶養範囲内のパート求人

通常の求人以外にも、この様な珍しい求人の紹介も可能です。

もちろん心リハ・小児・スポーツ整形などの、あまり取り扱いの少ない求人の紹介も期待できます。

(もちろん時と場合によります)

とりあえずいろんな求人を見たい!条件が難しい求人を探している!と言う人にはぴったりです!

他社は少ないST求人が豊富

言語聴覚士はそもそも取り扱いをしていない転職エージェントが多いのですが、PTOTSTワーカーはST求人も豊富に揃っています。

STは業務が特殊なので、求人が探しにくいという場合がありますが、PTOTSTワーカーなら様々な求人を紹介してもらえるでしょう。

スピードよりもサービス重視

PTOTSTワーカーを利用したときの登録〜入職までのスピードはおおよそ1ヶ月程度です。

平均的な期間ですが、他社でスピード重視のところだと2週間程度で決まる会社も。

「早く転職先を決めたい!」という人には物足りない場合もあるでしょう。

しかし裏を返すと、焦らずに回答を待ってくれる・求職者主体で考えてくれるという見方にもなります。

スピードよりも、ひとつずつ時間をかけていきたいいう方にはぴったりではないでしょうか。

サイトの機能性はもう一息

少し残念だったのが、サイトの機能性です。

引用:PTOTSTワーカー公式サイト

こちらは公式HPの求人検索画面ですが、施設形態の選択肢がおおまかすぎるかなと感じました。

介護施設は特養と老健に、病院なら急性期〜維持期や精神科に分けるなどしてもらえるとありがたいなあと思います。

一応サイト内には「急性期特集!」みたいなのがあります。

しかし、検索機能でも一括で見れるようにできたら使いやすいなと思います。

PTOTSTワーカーはしつこい?【正直な話】

PTOTSTワーカーがしつこいか?というと結論ですが、転職エージェントはどの会社もしつこいです。

彼らは転職を支援するエージェントの前に、会社の利益を上げる営業職でもあります。

営業は結果が給料や評価に直結し、生活がかかっているため彼らも必死にお客(求職者)を捕まえようとしています。

正直どの会社も同じなので、転職エージェントは「しつこいもの」前提で利用してください。

別にしつこくされても、すぐ対処できれば問題ありませんので、対処法だけ理解しておくことが大切です。

【元社員が直伝】転職サイト・エージェントのしつこい電話の対処法3選

ちなみに、もししつこいにも程度があるとすれば、PTOTSTワーカーはまだ良識の範囲です。

数回電話はかかってきますが、強めに断ればしばらくは電話が来なくなります。

ですので、

しつこいのは本当に嫌!!
少しでも控えめなところを利用したい!

こんな方はPTOTSTワーカーは利用しても苦じゃないと思われます。

PTOTSTワーカーの利用の注意点

PTOTSTワーカーは総評として、全体的にバランスが良く利用しやすいサイトです。

しかし、いくつか利用の際はいくつか注意すべき点もあるのでご紹介しておきます。

40〜50代の利用はエージェントをよく見て判断

特徴として、若手エージェントの在籍が多いPTOTSTワーカー。

若手の中にも、40~50代の転職サポートの経験が多いエージェントも在籍しているため、「転職先を見つける事」自体は安心です。

しかし、家庭や子供・将来の年金の話など20代と50代では噛み合わない話もあります。

転職先が変わると生活にも大きな影響が出ます。

転職エージェントを利用するなら、ただ転職先を探すだけのではなく、生活のことまで考えてくれるようなエージェントを選びましょう。

面接同行をしてほしい場合は事前に申し出ておく

先程、PTOTSTワーカーのサービスで面接同行があるとお話しました。

しかし、エージェントや施設によっては面接同行をしない場合も発生します。

面接同行を強く希望している場合は事前に同行してもらえるか確認しておきましょう。

PTOTSTワーカーを上手く使う3つのポイント

せっかく時間をかけて転職エージェントに登録するなら、上手に活用しましょう。

以下の3つのポイントはPTOTSTワーカーだけでなく、転職エージェントをうまく利用できる共通のポイントでもあります。

先程ご紹介した、「利用の注意点」と併せて意識してみてください。

その①.専門性を確認する

専門性とは?

リハビリの転職をサポートするなら最低限知っておいて欲しい知識です。例えば以下のようなもの。

担当エージェントに聞いてみるべき専門性のポイント
  1. 回復期と老健の違いは?
  2. 配置基準8対1ってなに?
  3. デイサービスとデイケアの違いは?
  4. 急性期に多いリハビリの疾患は?

特に、自分の転職したい分野にエージェントが精通しているかはかなり重要です。

何も知らない人から「この職場おすすめです!」って言われても信用できませんよね。

でもどのタイミングで確認すればいいの?

確認するポイントは、初めの面談時がベストです。

ただし転職エージェントはあくまで転職のプロなので、リハビリの専門性を求めすぎには注意です。

上記の様な、基礎的な内容がわかっていない場合のみ、他社へ乗り換えることを検討しましょう。

その②.比較対象を作る

転職エージェントは必ず2〜3社利用して選択肢を増やしましょう。

転職エージェントを複数利用することで、以下の様なことがわかります。

エージェントを比較するとわかること
  • エージェントの対応の速さ
  • 会社ごとに紹介してくれる求人の量・質
  • 会社ごとのサービス内容の違い
  • エージェントの相性

複数利用は「比べて選ぶ」ことが目的です!自分に合うエージェントを見つけましょう。

1社のみの利用だと、その転職エージェントが全ての基準となり「ここしかない」と視野が狭くなります。

視野が狭くなると、応募の選択肢が少なくなる、さらに面接にも繋がりずらくなり…と、どんどん内定が遠のく可能性もあります。

「ここしか内定が出なかった」と仕方なく転職先を決める結果にもなり得ないので、選択肢を広げるためにも転職エージェントは複数利用を心がけましょう。

その③.自主性を忘れない

転職エージェントは求人探しから給料交渉まで、なんでもやってくれる便利屋さんです。

しかし、転職するのはあくまで自分自身だということは忘れてはいけません。

面接先の下調べ・雇用条件の確認など、最終的なチェックは必ず自分で行いましょう。

なんでも人任せにしてると、入職してから後悔しても誰にも責任はとってもらえません。

転職エージェントの利用は、任せるところはうまく使い、大事な部分は自分で疑問・興味を持つことを忘れずにいましょう。

PTOTSTワーカーの登録から利用までの流れ

PTOTSTワーカーの登録〜入職までは以下の様な流れになります。

STEP.1
登録
公式HPでサイトに登録
STEP.2
面談・求人検索
担当と面談後、求人を探してもらう
STEP.3
求人紹介・面接調整
希望条件の求人を紹介、いいものがあれば面接へ
STEP.4
採用結果・雇用条件
合否が出されます。
STEP.5
入職
雇用条件を確認し、OKであれば入職へ

ステップ①.公式サイトにて登録

PTOTSTワーカー公式サイトにて登録します。

所要時間は1分程度で、選択制が多いので簡単に登録できます。

PTOTSTワーカーは基本的に1人に1人ずつ担当のエージェントが付きます。

登録後、数分〜1日で担当者から連絡が来るので、面談の日時を決めましょう。

(場合によりそのまま面談が始まります)

内部リンク

ステップ②.エージェントと面談・求人検索

エージェントとの面談は10分〜20分程度。

以下の様な項目を聞かれるので、事前に整理しておくとスムーズに進みます。

面談で聞かれること
  • 退職理由
  • 転職時期
  • 希望の給料・休日・働く場所
  • これまでの経験
  • 今後のキャリアプラン

エージェントとの面談終了後、希望の条件に合った求人検索をしてもらいます。

検索にかかる時間は1〜3営業日ほどです。

その間にも自分で公式サイトにて求人検索をすることも可能です。

内部リンク:

ステップ③.求人紹介・面接調整

紹介された求人の中から、気に入ったものがあれば見学・面接の調整を行います。

紹介された求人に気になることがあれば、事前にエージェントに確認してもらうことも可能です。

「私の経験だとの給料いくらくらい?」など、聞きづらい話も事前に確認してもらえますよ!

面接調整の際、希望日は複数伝えておくと調整がスムーズに行えます。

面接に行く前には、面接対策・書類添削をしっかり行なってもらいましょう。

ステップ④.採用結果・雇用条件の提示

面接が終われば、エージェントを通して合否結果が来ます。

採用であれば、必ず雇用条件通知書をもらいましょう。

なぜ??

口約束で入職すると後々トラブルになりかねないので、紙面で給料など条件を確認しましょう。

ステップ⑤.入職

雇用条件に納得が行けば、入職するかどうかを決めます。

このときも、気になることがあればどんどんエージェントに確認してもらいましょう。

入職してから「こんなこと聞いてない!」とならないように、どんなことでも遠慮せず聞いてください。

納得が行けば入職日の調整に入り、決定すればサポートは終了です。

このとき、もし職場が退職させてくれないなどのトラブルが発生した場合は、エージェントに相談してみましょう。

あわせて利用すると◎!おすすめ転職エージェント

最後に、比較対象としておすすめのリハビリ特化の転職エージェントをご紹介しておきます。

【リハビリ職】おすすめ転職エージェント
転職エージェント特徴


・医療介護に特化のレバレジーズグループが運営!
・幅広いジャンルの求人有
・オンライン面談も可能
>>リハのお仕事
登録はコチラ


・LINEでの転職相談◯!
・関東エリアに特化!!
・面接や書類作成が苦手な方へオススメ!
PTOTキャリアナビ
登録はコチラ
リハビリ職の求人なら「メドフィット リハ求人.com」・メドフィット独自の面接対策!
・スピード感◎!
・友達紹介キャンペーン有
メドフィット
登録はコチラ

転職エージェントの利用はあまり多くなりすぎると、区別がつかなくなるため、2〜3社で抑えておきましょう。

まとめ

最後にPTOTSTワーカーについてのお話をまとめておきます。

PTOTSTワーカーってどうなの?

PTOTSTワーカーは総合的に求人を見てみたい人におすすめ

しつこいのはPTOTSTワーカー以外も同じ

利用の際はエージェントの相性と専門性に注意する

利用は必ず複数登録で比較対象を作る

転職エージェントはたくさん種類があり、どこを利用すればいいのか迷ってしまいます。

エージェントの相性は運次第なところもありますが、面接対策や書類添削などのサービスは事前に確認することができます。

会社ごとの特徴を知って、自分に合いそうな転職エージェントにまず登録してみましょう。

そこから複数利用で比較して、ぴったりな転職エージェントを見つけることがベストです!

今回は以上です、お読みいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA