【合格者解説・実例有】キャリアコンサルタント|実務経験証明書の書き方

キャリアコンサルタント試験の実務経験で受験したい!自分の経験は実務経験枠に該当する?試験を受けれるなら受験方法を知りたい!

今回はこんな悩みを解決していきます。

本記事の内容

キャリアコンサルタント試験を受けれる「実務経験」の種類

実務経験で受験する場合の申請方法

この記事を書くミマは、実際にキャリアコンサルタント試験を実務経験で受験し合格しました!(筆記試験のみ)

キャリコン試験は他の資格と比べ、無料で得られる情報が少ない資格です。

みなさんがスムーズに申請できるよう、少しでもわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

まずはじめに!キャリアコンサルタント試験について

そもそも、キャリアコンサルタントとは!

キャリアコンサルタントってなに?

資格には2つの種類がある

平成28年に国家資格として誕生した名称独占資格

職業設計・能力開発などキャリアについてアドバイスを行う専門家

キャリアコンサルタントに関する資格は「国家資格キャリアコンサルタント」と「キャリアコンサルタント技能士」の2種類があります。

今回ご紹介している受験方法は「国家資格キャリアコンサルタント」についてのものなのでご注意を!

>>国家資格キャリアコンサルタントとキャリアコンサルタント技能士の違いについてはこちら

受験できるのは要件を満たした人だけ

キャリアコンサルタント試験を受けることができる要件は以下の3つ。

キャリアコンサルタント試験を受けれる人って?
  1. 厚労省が指定した講習の過程を修了した人
  2. 特定の経験を3年以上有する人
  3. 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方

②の特定の経験というものが、今回のお話のメインである「実務経験」にあたります。

実務経験が具体的にどのような経験にあたるのかは後ほどご説明します。

筆記試験と実技試験がある

試験内容は筆記試験と実技試験に分かれます。

実技試験は実際に自分がキャリアコンサルタントとして相談業務を行います。

両方同時・片方ずつ受けるどちらも可能です。

試験を受けれる媒体は2種類

キャリアコンサルタントを取得するには、JCDA(日本キャリア開発協会)もしくはCC協議会(キャリアコンサルタント協議会)で開催される試験を受験します。

それぞれの媒体で試験内容が異なるので、受験の際は吟味して選びましょう!

受験料金はどちらも一律料金です。

キャリアコンサルタント試験の料金

筆記試験:8,900円(税込)

実技試験:29,900円(税込)

2つの試験を通過して初めて、取得が可能な資格になります。

詳しい試験内容など、詳しい概要はまたこちらの記事に書いています。

キャリアコンサルタント試験の実務経験枠とは?

では、キャリアコンサルタント試験における実務経験とはどのようなものなのでしょうか?

厚労省の講習や実技試験を受けなくても受験が可能

実務経験での受験のメリットは、厚労省指定の講習もしくは技能検定の受験が免除されることです。

厚労省が指定する講習というのは、受講料が平均30万円〜40万円程度。

講習時間も40時間程あるので、受験するまでにかなりのお金と労力を必要とされます。

それが免除となるとかなりお得なので、少しでも該当しそうであれば、ぜひ実務経験枠で受験しましょう。

基準は明確化されていない

僕の仕事でも「実務経験枠」での受験って可能なの?

受験を予定している人が1番機になる部分はここです。

しかし、実務経験にあたる仕事内容は、JCDA・CC協議会共に明確な基準が公開されていません。

基準として記載されているのは、以下の内容のみ。

労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に携わった経験

(キャリアコンサルタント協議会|公式HPより)

職業生活設計?能力開発ってなに!?

簡単に言うと、転職や就職に関する相談指導業務に携わっている経験があれば、要件は満たされると考えられます。

ミマのような転職エージェント・ハローワークの就職相談・大学の就職担当などがこれにあたるでしょう。

業務内容によるといえど、もう少し明確な基準が欲しいですね…。

申請が受理されれば受験可能

実務経験での受験には申請が必要であり、申請が通って初めて実務経験枠での受験が可能になります。

申請方法はキャリアコンサルタント試験の申し込みの際に、実務経験枠専用の書類を一緒に添付します。

申請が受理されたのかなど、自分の経験が実務経験に「該当するか」の問い合わせは受付不可。

受験票が自宅に郵送されて、初めて自分の経験が該当するかわかります。

実務経験の申請に必要な物

実務経験枠で受験するには、証明するための専用の用紙である「実務経験証明書」の提出が必要となります。

キャリアコンサルタント試験の受験申し込みをする際に、この実務経験証明書も一緒にアップロードすることで、申請が完了となるのです。

実務経験証明書とは

名前の通り、実務経験にあたる業務内容を証明するための書類です。

業務内容・経験した期間・経験した会社名などを詳細に記入し、

私は講習を受けなくても経験でまかなえますよ〜!!

とアピールすることが必要となります。

実務経験証明書の書き方やポイントについては、また別記事でまとめています。

【受験者解説】キャリコンサルタント|実務経験証明書の実例とポイント

実務経験で受験する場合の申請手順

実務経験枠で受験申請する場合、基本的な手順は通常の受験申請と同じです。

違う部分は実務経験証明書添付することなので、忘れないように注意しましょう!

申請はweb申請と郵送申請に分かれます。

ミマはJCDAのWeb申請を利用したので、今回はその手順をご説明します!

1.書類を全て用意

実務経験枠の受験に必要な書類を準備しましょう。

顔写真

実務経験証明書

2.JCDAのウェブマイページを作成

JCDAの公式HPより、Web申請のためのマイページを作成しましょう。

メールアドレス・住所などを入力するだけなので、登録は1分程度です。

3.マイページで基本情報を入力

マイページが作戦完了したら、「お申込み」より申し込み情報の入力をしましょう。

受験票・当日の試験に使用されるので、氏名や住所は正式なものを入力するよう注意しましょう。

4.受ける試験と申請方法を選択

受験する試験を選択しましょう。

選択後、申請方法を「Web申請」にクリックします。

5.書類をアップロード

「試験のお申し込み」画面で以下を入力・アップロードします。

受験資格→③を選択

団体コード→空欄

PDFファイルアップロード→顔写真・実務経験証明書をアップロード

書類はPDF形式しかアップロードできませんので要注意!

ここまでで、申請が完了です。

申請完了後は直後であれば、書類の差し替えなどが行えますが、一定時間を超えると訂正が不可になるため注意しましょう。

書類はアップロードの前によく確認し、提出しましょう!

まとめ

キャリアコンサルタント試験を実務経験で受験する方法についてまとめました。

実務経験枠での受験は、実務経験証明書の作成が面倒ですが、お金をかけずに受験できるお得な免除制度です。

申請するまでの書類作成・手続きが少し面倒ですが、利用できる人も限られているため、該当する人はぜひ利用しましょう!

読んでいただき、ありがとうございました!

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