今の仕事は好きなのですが、給料が低くて悩んでいます。転職したとしてもいい職場に行けるとは限らないし…。給料を上げる方法って転職以外にはないんでしょうか?
今回はこんな悩みを解決します。
- PTやOTの給料が低い理由
- 給料を上げるためにはそもそも「お金の知識」をつける必要がある
- 転職自体もちゃんとやれば年収アップが叶えられる
PT・OTが転職で給料を上げるには、訪問看護や新設部署の立ち上げなど、大変そうな職場に行くことをよく勧められます。
しかしそれでは体力面や精神面で長持ちせず、結局は早期退職になってしまうことも。
結論を先に言うと、作業療法士や理学療法士が給料を上げるには、転職以外も方法はたくさんあります。
本記事では、転職以外で年収を上げる方法をポイントと対処法に分けて解説していきます。
転職以外の方法なので、給料を上げるのではなく年間の収入を増やす方法となります!
転職で給料アップを叶えたい方は>>上手な転職エージェントの使い方で効果的な方法をご紹介しています。よければチェックしてみてください。
この記事を書く人の紹介
・元転職エージェントとして年間100名の転職を支援
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では早速ご紹介していきます。
目次
(引用:医療創生大学 数字で見る作業療法士・理学療法士の仕事)
よく言われている話ですが、作業療法士は年々増加している傾向にあります。
昔より養成校が作りやすくなったため学校が増え、目指す人・合格者も自然と増加しました。
リハビリは一日に取れる単位も決まっており、報酬は変わらないのに人数は増え続ける。
従って1人あたりの給料が低い・上がりにくいとなる方式です。
営業職などであれば、成果の金額が高いほどお給料に比例します。
しかし医療報酬はリハビリ担当者による変動は少なく、どの年齢のOTが担当しても一律です。
またリハビリは20分1単位など、施術の時間により単位が決まります。
これがドクターのような技術(切る・縫うなど)による点数付けなら、やればやるだけ報酬が増えます。
しかし、リハビリは時間制のため稼げる点数が限られてしまうのです。
対処法をお伝えする前に、作業療法士・理学療法士が給料を上げるためにまず【お金について知る】ことを意識しましょう。
ただし、お金について知ったからといって明日から給料が1万円プラスされるわけではありません。
しかし年収を上げる対策ができるようになります。
年収を上げる対策とは?
例えば、「節税について」知ると支出を減らす対策ができます。(=手元のお金が増えます)
ほかには「副業の種類や方法について」知ると、毎月の収入をプラスすることも可能です。
ただ欲しい!と願うだけではお金は増えません。増やす・守るめの手段を学ぶことで年収アップの力をつけるのです。
では、どのようにお金について知っていけばいいのでしょうか。
身近な「お金について知る」方法としては、以下のようなやり方があります。
給与明細は自分の税金や社会保険料について知れる一番身近な資料です。
普段は総支給額と手取りくらいしか眺めない明細を見ることで、
社会保険料と税金ってこんな種類があって毎月これだけ引かれてるのか〜
このように、税金・社会保険料の種類や毎月の支出を知ることができます。
今の段階では確認するだけで十分なので、とっさに誰かに聞かれても「自分の住民税はいくらだ」と答えられるくらいの認識をしておきましょう。
さらにそこから「住民税ってどうやって計算してるの?」と調べることができればなおよしです!
毎月の給料を何にどれだけ使っているか計算すると、お金の収支と役割を知ることができます。
具体的に言うと
家賃に6万、食事に3万、生活品に…計算すると毎月20万円くらいかかるのか〜。今の手取りが23万円だからあと3万円くらい増やせれば貯金に余裕ができるな!
このように生活費・雑費・交際費に分けて月にかかるお金を計算し、自分の月の支出を知ることで「あといくらあれば余裕が出る」「年間いくらプラスを目指したい」と言う具体的な目標も立てられます。
目標を達成するためには具体的な数字と欲しい理由は非常に重要なため、生活にかかるお金の計算はぜひやってみましょう。
次は、実際に収入を増やすための対処法をご紹介します。
そのまま試してみても収入アップは可能ですが、先程の「お金について知る」と言うポイントを意識した上でやってみると非常に効果的です。
これは今の職場で「給料交渉」をしてみる方法で、不満な部分のみ改善できる満足度の高い対処法です。
今回紹介する中では一番難易度が高い方法となるでしょう。
理由として給料交渉を行うには、
・自分の価値をアピールできる
・給料が低い根拠が明確
・なぜ給料アップしたいか説明する
これらを自分の上司となる方に説明する「交渉能力」が求められるからです。
「自分をアピールする」という点でも、日本人の特性として苦手な人が多くみられるのも理由の一つです。
さらに給料交渉は要望が叶わないリスクもあるので、これだけに頼らず1つの選択肢を増やす方法として考えるのがいいでしょう。
この場合は、給料についての「お金の知識」(どの手当なら増やしてもらえるのか)を知っておくと成功率が高くなります!
副業をすることで毎月の収入をいくらかプラスにすることができます。
最近はスマホひとつあれば稼ぐことが可能なので、特別な準備も必要ありません。
- データ入力
- アフィリエイト
- 商品レビュー
このように仕事の種類もたくさんあるので、自分が得意なジャンルを選べて続けやすいのもメリットの一つです。
初心者でうまくコツコツやればすぐにでも月1〜3万円程度の収入アップになる場合もあるので、誰でもできる・即効性のある年収アップの方法としておすすめです。
実際に私も副業を始めて初月で3万円プラスにすることができました!詳しくは>>別の記事で紹介していますのでよければチェックしてみてください。
収入を増やすには、何も年収を上げるだけではなく、月の出費を抑えて手元のお金を増やす方法もあるのです。
いやいや、多少節約したってそんなの大した額にならないでしょ…
やり方によっては月1〜2万円減らすこともできます!
具体的には、固定費である社会保険料・税金などを見直す・無駄を見つけることで支出を減らします。
例えば、税金なら医療費控除や扶養控除を活用すると節税になります。
その他にも
- 携帯代
- 生命保険料
- 車の維持費
など、さまざまな項目を見直すことで月数万円の支出を抑えることも可能です。
毎月2万円減らすだけで、年間24万円も手取り収入が増えることになります。「手取り」なので何も引かれない純粋に手元に残るお金です!
節約方法に関しては、今は便利な時代なのでネットを見ればいくらでも知ることができます。
\ FPの無料相談を受けてみるとより専門的なアドバイスがもらえるのでおすすめです /
「うちにそんな無駄なお金ないから大丈夫!」という方でも、専門家が見ると意外な見落としがあるかもしれないので、やるだけやってみましょう。
年収アップの方法として一番に言われるだけあって、転職は最も手っ取り早く年収を上げることができます。
なぜなら、あらかじめ給料を知ってから選ぶことができるからです。
しかし注意が必要なのが、その転職先は将来性があるか確認しておくこと。
この話での将来性というのは、「昇給がいくらあるのか」「役職を目指せるか」など、何年かしてまた「年収上がらないなあ」と悩む理由になることを意味します。
そのためにも、自分の生活にはこれからどれだけのお金が必要なのか、知っておくと対策が立てれますよ!
時間をかけて転職するならば、いたちごっこにならないように気をつけて職場を選びましょう。
転職エージェントは、紹介した人の年収が自身の給料となるため、給料重視となるとサポートにより一層力が入ります。
彼らは実際に採用担当とやり取りしているので内部情報もよく知っているため、昇給制度や人事制度についてのアドバイスも受けながら転職を進められるでしょう。
でも転職エージェントってしつこいやんか…
しつこいエージェントを簡単・効果的に撃退できる方法もあるのでご安心を!
転職エージェントは使い方さえ間違えなければ、無料で給料交渉もしてもらえる便利なサービスです。
私も過去に転職エージェントとして働いていて、最高で100万円年収をアップさせたことがあります。
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今回は作業療法士・理学療法士の収入を上げるためのお話でした。
「お金について」とは税金・社会保険・投資・副業など自分のお金を増やしたり守ったりするための方法についてです!
株や仮想通貨などの投資もあるけど、いますぐできるのはとりあえずこの3つです!
作業療法士・理学療法士は給料が上がらないと言われがちです。
頑張って転職で年収アップを目指して、希望じゃない訪問看護や新設部署に行ったとしても長続きしない可能性があります。
他の手段も試しつつ、転職も選択肢の一つとして検討しましょう。
以上、お読みいただきありがとうございました。