仕事行きたくないを解決!作業療法士辞めたいを楽にする対処法3選

今の職場が辛くて明日仕事に行きたくない。作業療法士を辞めたい。でもせっかくOTを取ったからそんな勇気も出ない…。

今回はこのように、OTとして明日の仕事が辛い。寝る前に布団の中で助けを求めている人への悩みを解決していきます。

本記事の内容

作業療法士もう嫌だ!今の「モヤモヤ」をまず楽にする方法

落ち着いて考えてもやっぱりしんどい。「本当に作業療法士辞めたい」の解決法

今回の記事では、まず「今」どうしても仕事に行きたくない・辞めたい。という人へ即効性のある解決方法をご紹介します。

もちろん、その後に本格的に転職をしたいと考える人への解決方法も合わせてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書く私は、元転職エージェントで年間100名の転職を支援してきました!作業療法士の退職に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!

まずお話の前に大前提として、「作業療法士を辞めたい」と思ったことのある人はたくさんいます。

(Yahoo!知恵袋やTwitterで探すとたくさん出てきます。)

1年目でも10年目でも誰だって「辞めたい」と思うことはあります。

大事なのは「辞めたいな」と思っても、何も対処せずにストレスを抱え続けること

今回の記事を読んで、少しでも気持ちを楽にしてもらえればと思います。

自分だけじゃない!みんなが作業療法士を辞めたいと思う理由はコレ

OTを辞めたいと思う人が多い中で、よくあるものは以下の3つです。

人によって「辞めたい」「疲れた」と思う理由は多種多様ですが、よくある理由を紹介しておきます。

OTの先輩が少ない

小さな病院や介護施設に多いパターンです。

OTはPTに比べ人数が少なく配置される場合が多く、「入職前は居たのに入れ替わりで先輩が辞めてしまった」などよくある話。

経験2年目なのに、教えてもらえる相手がいない。

困ったときに相談できる同僚がいない。

リハビリの経過は人により様々なパターンがあるので、困ったときに話せる人がいないのは辛く、自分の技術向上も臨めません。

このように孤立していき、辞めたいという気持ちが高まる人が多いようです。

職場の人間関係が悪い

OTは同じリハビリ職以外にも看護師・医師・介護職など他職種と連携をとる必要がある職種です。

しかし忙しなく働く医療現場では、コミュニケーションを取りづらかったり、変わった先輩がいたりなど。

リハビリ業務以外での苦労を強いられる場合もあります。

思い描いていた世界と違う

学生時代に出会ったOTさんの様になりたい!

こう憧れて作業療法士になったけど、現実はかなりの肉体労働・不定期な休み・勉強会などで多忙な日々。

国家資格であるはずなのに、お給料は手取りで20万円あるかないか。

「このままでいいのかな…」と不安になる人も多いでしょう。

これらの理由は一部ですが、OTを辞めたいと思っている人はたくさんいます。「自分だけ」じゃないので安心しましょう。

【今のモヤモヤを解決】作業療法士を辞めたくなったときの3つの対処法

明日はどうしても職場へ行きたくない。もう辞めたい。

まずは、今のそのモヤモヤした気持ちを解決する3つの対処法です。

その①.仕事を休む

少なくても1日会社を休みましょう。(できれば3日間がベストです。)

え、無理。だって明日も担当の患者さんいるもん…

こう思う人はたくさんいますが、ミマが転職エージェントをしているときたくさんの人にお伝えしていたことがあります。

明日あなたが急に消えても仕事は回ります!

言葉が悪いですが、これは事実です。

何が言いたいかと言うと、仕事よりも自分を大切にしてくださいということ。

休んだら誰かに迷惑をかけるかもしれませんが、どうにか業務は回ります。

それよりも、我慢して満足度の低いリハビリを提供するほうが後々周囲に迷惑がかかります。

だったらいっそのこと休んでしまって、自由な時間を過ごしましょう。

1日だと休んだ気がしないので、3日くらい休むとかなりリフレッシュできます。

ただし、これを毎月やると業務態度に響くので、やったとしても1年に1度くらいの頻度にしましょう。

何度も繰り返したくなる場合は、根本的な解決を目指すことがおすすめです。

その②.嫌なことを外に出してみる

外に出すって?

要するに1人で抱え込まないようにすればなんでもOK。いろんな方法がありますよ。

外に出して発散する方法
  • 嫌なことを紙に書き出す
  • カラオケに行って大声で叫ぶ
  • 友達に聞いてもらう
  • 有料サービスを利用する
  • SNSに登録して発散

いますぐカラオケとか行けない。友達もおらんわ!!

そんなときは有料サービスを使ってみるのも一つの手です。

愚痴を聞いてくれる有料サービスだと、初回が無料の【TALKFULLNESS 】や臨床心理士の本格的な愚痴相談ができる【URARAKA(ウララカ)】などがおすすめ。

有料なので割り切って話ができます。ミマは「ウララカ」を利用したことがありますが、ただ話を聞いてほしいときにぴったりでした。

あとは面倒でなければ、SNSで新規アカウントを作って、誰もみていないところで発散するのもいいでしょう。

できれば外に出てリフレッシュするのがいいですが、仕事が億劫なときは動くことも面倒なので、自分が好きな方法でやるのがベストです。

その③.転職活動をしてみる(求人を見るだけでOK)

今転職したいわけではないんだけど…

ここでの目的は外に目を向けることなので、面倒なら転職サイトには登録しなくてOK!求人を眺めるだけにしましょう。

いろんな求人を見ることで、「こんな世界(職場)もあるんだなあ」と冷静になれます。

また、たくさんの求人があることで「ここでじゃないと採用してもらえない」と言う不安解消にもなるでしょう。

自分が働けるのは今の職場だけと言う考えをなくし、むしろいつでも辞めれる!!くらいの気持ちへ切り替えてしまいましょう!

【根本的な解決】本当に辞めたいと思ったときの3ステップ

一時的な対処をしたけど、それでもやっぱり今の職場がしんどい。辞めたい。

ここからは一時的な方法でも解決せず、「本当に作業療法士を辞めたい」と思ったときの対処法をご紹介していきます。

手順で言うとこんな感じです。

本記事の内容

  1. 嫌なことを「具体的」にする
  2. 具体的にしたことを「どの立場」で解決するか決める
  3. 実際に行動に移してみる

手順①.嫌なことを「具体的」にする

一時的に解決する場合、目の前の嫌な気持ちを強制的に消せば解決します。

しかし根本的な解決だとそうはいきません。

自分が嫌なこと・解決したいこととを明確にすることが何よりも大切です。

問題を具体的にする方法
  1. 今の職場で嫌なことをなんでもいいので書き出す
  2. 書き出したものに順番をつける

書き出すときのポイントは「上司が嫌だ」などの抽象的な内容ではなく、「上司のきつい話し方が嫌だ」と言うように、具体的に書きましょう。

手順②.具体的にしたことを「どの立場」で解決するか考える

「作業療法士を辞めたい」と言う人には2種類あります。

OT自体をやめてしまいたい、職場だけを変えたいのかどちらですか?

まずは自分がどちらなのか判断して、最終ゴールを決めましょう。

PTさん向けに書いたものですが

リハビリをやめるかどうか「転職の基準」を決める方法はこちらの記事がおすすめです。

「理学療法士辞めたい」を解決!離職率や辞める理由も紹介【転職の基準】

手順③.実際に行動に移してみる

最後は決めたゴールに向かって転職活動開始です。

せっかく資格取ったし、このまま続けたい!もっと人間関係がいい職場へ!

ちょっとリハビリを離れてみよう!元々興味があった経理の仕事とかどうかな?

転職活動は目的にあったやり方があるので、成功する手順を理解して理想の転職を叶えましょう。

>>作業療法士転職ガイド|OTの転職成功方法を解説!【5ステップ】

転職エージェントを使う場合、合う合わないがあるので要注意です!

>>【元社員が解説】リハビリが転職エージェントを使うメリット5つ【失敗しない選び方】

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【楽になる事実】作業療法士「辞めたい」「疲れた」人に知っておいて欲しいこと

最後はOTの仕事に疲れてしまった人へ「楽になる」事実を少しだけご紹介します。

転職活動は「やってみるだけ」でもいい

転職活動をして内定をもらったとしても、選ぶのは自分です。

あれ?なんか色々見たけど、今の職場の方がいいかも…?

他の職場を見て認識を改めることができたなら、それも転職活動のひとつの成果。

やるだけやってみてやっぱり転職しないでおこう!も立派な結論なので、気軽に転職活動をやってみましょう。

「資格を取ったのにもったいない」はむしろ逆

せっかくOTを取ったのに辞めるなんてもったいない…

この考えは改めましょう。

むしろ頑張って手に職をつけたからこそ、いつでも再就職ができます。

出産して再就職するOTはたくさんいますよね。それと同じで一度現場を離れたっていつでも戻って来れます!

一度違う仕事についたとしても、資格を持っている限りリハビリ職として働くことはできます。

自分で自分に足枷をつけるのは辞めましょう。

辞めれない職場は存在しない

今の職場は忙しすぎて…担当の人もいるしとてもじゃないけど辞めれない。

法律がある限り、「辞めれない職場」はこの世に存在しません。

就業規則が2ヶ月前の申告でも、労働基準法では2週間前申告すればOKです。

上司が辞めさせてくれないのであれば、【退職代行】を活用して辞めることができます。

先ほどもお伝えしましたが、あなたが明日消えても仕事は回ります。

担当の方を最後まで見たい気持ちも大事だけれど、自分の身体を第一に考えましょう!

まとめ:「自分がしんどい」に気づけるのは自分だけ!無理をせずにいきましょう。

今回は作業療法士を辞めたい方の「一時的な対処法」と「根本的な解決法」をご紹介しました。

OTを辞めたい!を一時的に楽にするには?

仕事を3日間休んでみる

嫌な気持ちを外に出してみる

転職活動で外の世界を見て余裕を持つ

一時的に解決する場合は、とにかく仕事以外に目を向ける・吐き出してしまうことが大事!

OTを辞めたい!を根本的に解決するには?

「何」を解決したいか具体的に考える

どの立場で解決するか決める

実際に目標に向かって行動してみる

根本的解決には、より具体的に「嫌なこと」を書き出してそれに対しての解決策を考えましょう!

仕事がしんどい、辞めたいと思うことに年数は全く関係ありません。

転職が多い時代、作業療法士の転職も普通の時代です。

自分がしんどいことに気づけるのは自分だけなので、「明日仕事にいきたくない」「辞めたい」は立派なSOSだとミマは思っています。

なるべく早急に対処して、無理せずいきましょう。

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